RaspberryPiの無線LAN化
無線LAN化を行ったので手順を残しておきます。手順
概要
- 無線LANのアクセスポイントを設定する
- /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf編集
- 起動時に無線LAN接続する設定
- /etc/network/interfaces編集
- ホスト名で接続できるように設定
- avahi-daemonのインストール
無線LANのAPを設定する
- /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf に無線LANのアクセスポイントの設定を記述する
- wpa_passphrase を使うと簡単に設定できる
- パスワードは暗号化されていない行が残るので消す
- 認証方式、暗号方式は自分で記述する
- 今回の設定はWPA2-PSK、AES
- 暗黙的に WPA2(AES)、WPA(TKIP) のペアになっているよう
- WPA2を設定する場合はAES、WPAを設定する場合はTKIPでほぼOK
# 設定例
# wpa_passphrase で wpa_supplicant.conf を作成 (ワンライナー)
$ sudo wpa_passphrase MY_SSID pass | sudo tee -a /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
network={
ssid="MY_SSID"
#psk="pass(もろ出し)"
psk=pass(暗号化)********************************
}
# wpa_supplicant.confを編集
$ sudo vim /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
# wpa_supplicant.confの中身
$ sudo cat /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="MY_SSID"
proto=RSN
pairwise=CCMP
group=CCMP
psk=pass(暗号化)********************************
}
起動時に無線LAN接続する設定
- wlan0 の設定部分を編集
# 設定例
# /etc/network/interfacesを編集
$ sudo vim /etc/network/interfaces
# wlan0 の編集部分のみ抜粋
# 編集前
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
# 編集後
auto wlan0 #追加
allow-hotplug wlan0
#iface wlan0 inet manual #コメントアウト
#wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf #コメントアウト
iface wlan0 inet dhcp #追加
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf #追加
ホスト名で接続できるように設定
- avahi-daemon を入れるだけ
- 勝手に名前解決してくれるっぽい
- ホスト名+.localが接続時の名前になる
- 今回はホスト名をrpi001に変更したので、接続する時はrpi001.localになる
- IPを固定するのであれば、ホスト名接続は不要
- Windowsから接続する場合はBonjourを入れないといけないみたい
# 設定例
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install avahi-daemon
# avahi はちゃんとインストールできたかどうか確認する
# 1回でうまくインストールできなかった
まとめ
はまりぽいんとは- /etc/network/interfaces の記述ミス
- avahiのインストール失敗
などでした。
設定はそれほど難しくないですが、はまるとちょっと時間かかる感じです。
参考:
Raspberry Pi 無線 LAN 設定おぼえ書き - Ag Blog
Raspberry Pi の初期設定 | OpenRTM-aist
Written with StackEdit.
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