Web実装の調査を行った時に調べたのでご紹介。
event 監視
書式など
monitorEvents(object[, events])
objectにはeventを監視したいオブジェクトを渡す。
eventsには’click’や’focus’のようなイベントを指定。
‘mouse’ というまとまった指定も可能なようなので、詳細はReferenceを確認してください。
source: Command Line API Reference - Chrome DevTools — Google Developers
簡単な例
Developer Tools を開き、Consoleで以下を実行。
monitorEvents(window, "resize");
ウィンドウのサイズを変えると、発生したイベントのログがはかれます。
その他
その他にも関数の監視ができるようです。
Command Line API には他にも興味深い実装がいくつもあります。
関数だけならべておきますので内容は推して知るべしでよろしくお願いします。
functions | 適当 |
---|---|
$_ | 最後の計算結果を表示 |
$0 - $4: | コンソールで直近に操作したオブジェクト履歴(5個まで) |
$(selector) | querySelector (jQueryではない。jQueryがロードされているページでは上書きされる。) |
$$(selector) | querySelectorAll |
$x(path) | xpathでselect (例: $x('//a') ) |
clear() | コンソールのクリア |
copy(object) | 引数をクリップボードにコピー |
dir(object) | 引数のプロパティを表示 |
dirxml(object) | 引数をxmlで表示(普通のコンソール出力と変わらない?) |
inspect(object) | DevToolsに表示(?) |
getEventListeners(object) | event listener 取得 |
keys(object) | key,valueタイプの値のkeyの一覧を取得(オブジェクトのプロパティ名一覧など) |
monitorEvents(object[, events]) | イベントの監視 |
profile([name]) | CPU プロファイリング |
profileEnd([name]) | CPU プロファイリング終了 |
unmonitorEvents(object[, events]) | イベント監視終了 |
values(object) | key,valueタイプの値のkeyの一覧を取得(オブジェクトのプロパティ値一覧など) |
感想など
元々は Firebug 時代(?)のFirefoxで実装されていた、Command Line API がChromeにも実装されているという捉え方で良いのかな?
Console API なんかもその流れかと思ってましたがあってますかね。
これでサイト解析が捗りそうです!
source: 第3回 Command Line APIとその活用,各タブからのデバッグ方法:Firefox 3とFirebugで始めるJavaScript開発|gihyo.jp … 技術評論社
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